<Unity>リバースエンジニアリングツールの紹介-AssetStudio
はじめに
ここではUnity製のゲーム内部データを閲覧、取得するためのソフト(AssetStudio)の実装方法と使用方法について解説させていただきます。
本解説を閲覧するにあたり下記の内容をよく読んだうえで閲覧を行ってください。
Unityをはじめとするゲームエンジンや個人で意図的に暗号化、パックされた情報を閲覧・取得する行為はそれ自体が法的にグレーな扱いになります。ましてや取得したデータを再配布、自作ゲームに流用等すると明確な犯罪になるため十分注意してください。
どんなデータにも著作権が発生いたします。短いテキストデータやプログラムコード、そのすべてに作製者の著作権が存在いたします。それは暗号化されておらず誰にでも閲覧できる状態にあってもです。
以上を心に留めたうえでソフトを使用してください。
導入方法
ソフトの利用方法は2種類あります。自らビルドするかビルド済みのデータをダウンロードするかです。ソースコードとビルド方法は上記リンクに記載されています。
著者は過去にビルドを自力で行いましたが説明が英語であり、Visual studioの知識がある程度必要であるためソフトの存在を知ってからビルドするのに1週間程度の勉強を必要としました。
そのためビルド済みの実行ファイルを取得する事をお勧めします↑。
上記リンクからZipをダウンロードし、解凍を行ってください。使用するツールはAssetStudioGUIになります。
詳しい使用方法は本記事では省かせていただきます。各MOD作製指南書でその都度解説いたします。
おわりに
私が趣味としているMOD作製は時にゲーム内部のデータを閲覧する必要があります。取り扱うデータの重要性や法的な意味合いを理解しないままそのような行為を行うことは避けるべきだと考えています。
悪用することがない事を祈ります。